私は時々、タレントのマツコ・デラックスさんが出演しているテレビ番組を拝見しますが、彼女のトークを聞いていて、
「彼女のストレングスファインダーのトップ資質にはおそらく個別化がある!!!」
「しかも、個別化の使い方がすごい!!これは参考になるっ!!」
と感じていました。
あくまで私の個人的な見解ですが、今回はマツコ・デラックスさんに習うストレングスファインダー「個別化」の使い方をご紹介していきたいと思います!
個別化の資質とはどういう資質?
個別化の資質とは、「一人ひとりの個性の違いに着目し、その個性を活かすことのできる才能」です。
人間関係構築力の資質であり、周りを見て一人ひとり違うと認識し、本能的にそれぞれの人の性格、動機、考え方、関係の築き方を観察しています。
例えば、複数の人にプレゼントをするときに、一人ひとりそれぞれにあったプレゼントを選ぼうとするのが個別化の資質です。
(一方で個別化のプレゼントの選び方と対比して分かりやすいのが、公平性の資質。こちらはプレゼントはみんな平等に同じものを準備したいと思う資質なんです。)
個別化の方は一人ひとりが尊重されることを大事にし、皆違うからこそ「いい」という価値観を持っています。
マツコ・デラックスさんのトークから感じる「個別化」
私は彼女が出演しているTBSの「マツコの知らない世界」という番組をよく観るのですが、その番組は、一般人の方がゲストとして出演され、マツコさんと1対1でトークをしていくという内容です。
毎回ゲストが自分のはまっているものや詳しいものをマツコさんにプレゼンテーションするのですが、マツコさんはゲスト一人ひとりに対してのトーク対応がまったく違うんです!!
おそらくマツコさん、収録前に出演者の方と楽屋でお会いしてないと思われるのです。出演者が登場した時の反応からそう見えるのですが、その出演者を初見で、本能的にその出演者の性格、動機、考え方、関係の築き方を感じ取っていているように見えます。そして、ぶれない自分で対応しながら、出演者の面白いところを引き出しているように見えるのです。
まさに「一人ひとりの個性の違いを楽しみながら活かせる天才」なんだと思います。
個別化は観察する資質とも言われますが、マツコさんはまさしくその通りで、瞬時に相手の個性を見抜いて対応していますよね。
ゲストの「面白い」というところ狙ってトークを展開していかれ、たまに毒舌な側面もありますがそこにも根底にはきちんと愛があるように感じます。
相手を大事に扱ってあげるところが、まさに「個別化」の方らしいなと感じたわけです。
またマツコさんは、全国各地の土地のこと、風土、名産品、特産品、各地の特徴や出身の有名人まで本当に広い知識をお持ちですよね!
個別化は、土地の違いなどにも面白さを感じる資質なんです。そういった彼女のトークから「個別化」らしさを感じることができます。
個別化の資質には他にもこんな特徴があります
・本能的にそれぞれの人の性格、動機、考え方、関係の築き方を観察
・意外にドライ
・一人ひとりのユニークな個性が大切にされている環境が嬉しい
・みんな同じやり方を強要されることに抵抗がある
一方で個別化の資質が弱みとして発揮されてしまうと、
個別に対応したいと思うがあまりに、全体の意見がまとめられなかったり、対応に時間がかかりすぎてしまうという側面もあります。
そういった時には、個別化を発揮する場面を意識して使うことも大切ですね。
マツコ・デラックスさんに学ぶ「個別を恐れない生き方」
マツコさんに見習うべき個別化とは、
自分が人と違うことを認めて「私はこう生きるんだ」「私はこれでいい」と自らを肯定し、その姿勢がぶれないところです。
それはつまり「個別を恐れない生き方」だと感じています。
あくまで他者とは違う自分という姿を認識し、人の目を気にせず、気にしてもしょうがないと意思を貫いている、そんなところが素晴らしいなと感じています。
多様性の時代を、まさに身をもって体現しているマツコさん。
「人と違う自分」に違和感を感じる方々に、是非彼女の個別化を参考にしてもらいたいと思っています。
今日もあなたらしいストレングスライフを(^^♪
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